NHK学生ロボコン2019を振り返る4/4(機構編)

こんにちは、前年度の機構長です。二ヶ月ほど空きましたが、今回は機構的な面から大会を振り返ります。

ここでは、四足歩行、シャガイ投射、ゲルゲ受け渡しに分けて書いていきます。

まずは今大会で一番難しい四足歩行について話したいと思います。 ルールの発表後、皆でアイデアを出してから、使えそうな四足の機構を五機に絞って作成を進めていた。(今思えばそれが苦難の始まりでした) NHK初の歩行ロボットなので、今までの足回りの経験を活かせないことから、試作機の開発が必要不可欠であった。 ただ今回の開発した試作機の多くはルールを満たした歩行ロボットであって、そこから本番機まで進化できるロボットではなかった。 試作機の開発にメインなメンバーを配置し、完成がいつもの締め切りより大分遅くなりました。 途中いくつかの試作機の開発を中止しシャガイ投射やゲルゲ受け渡しなど他の開発に人員を移した方がいいかどうか大分悩みましたが、初めての四足歩行ということもあって、結局全部完成させたことになりました。 そして、一次ビデオで一番まともにタスクをクリア出来る直動型四足歩行ロボット(とある強い先輩が爆速で作ったもの)が採用されました。 横、縦方向にそれぞれ四つモーターとエンコーダーを用いて、直動で四本の足を移動することによって、前進や回転を行う四足ロボットです。 動き自体は単純だと思うかもしれないですが、制御の仕方によっては動きが全然違うことになります。 ただ足を上下左右移動させるではなく、歩行パタンやサイクルをうまく調整することによって滑らかな直進や回転することができる。 直動機構を多く搭載されて、モーターやセンサーも多く使っているので、基板配置や配線の問題がありました。(前制御長と一緒に頑張って解決しました)  また、砂丘の認識するために試行錯誤を重ねて足裏にリミットスイッチ、バネや3Dプリンターパーツを使って接触認識機構を作りました。 そして、今回最も苦労したのは上下する足のモジュールの部分でした。 四足の重量を支えてかつ高速で足を上下させるので、足に結構負荷がかかります。 足を上下させる機構はラックアンドピニオンを用いて作られていて、ギヤとモーターのギヤヘッドの軸は同一軸なので、足に与える衝撃がダイレクトにギヤヘッドに伝わります。 最初は軸とギヤヘッドが軸貫通で繋がってるせいで、ギヤヘッド二個ほど死にました… 太い軸の穴にねじ切って両側ボルトをとめてやると、ギヤヘッドが死ぬ前に先にねじ穴が死ぬようになりました。 ってことは代わりにねじ穴が大量に死にます→壊れた度に追加工するか新しいパーツを作る羽目になる。(大変でした) 本当はギヤとモーターのギヤヘッドの軸は同一軸ではなく、間に多数のギヤをつけるべきでした。 本番は予備パーツを持っていて乗り切りました。(夜遅くまで先輩が一緒に頑張って作ってくれました。本当にありがとうございました!)

 

次にシャガイ投射について。 今年は主に直動型投射機構と回転型投射機構に分けて開発しました。 直動型投射機構はマウンテンの壁にシャガイのヤギの面にぶつかって馬の面を出すように制作するのに対し、回転型投射機構は太いエアシリンダと強力なバネを併用した力でシャガイを遠投するように制作を進めていました。 直動型はエアシリと定荷重バネを併用して開発し、実験を繰り返し、在庫にあるバネの力が足りない、壁に衝撃した反動が大きいことから馬の面が出せないリスクが高い、機構自体への反動が大きいなどの理由で開発を断念しました。 そして回転型投射機構を採用し、遠投三発連続投射し、馬の面を出すチームに対しての妨害にもできる方針で開発を進めていました。
「力こそパワー」な機構なので、投射するたびの反動が大きくて、機構自体が大きなダメージを受けてしまい、色んな角管や丸棒が曲がってえらいことになってしまいました。(その末に折れることに…)  二次ビデオの後先輩らの力を借りて急遽補強バージョンの投射機構を作り直したお陰で、最後まで特に角管や丸棒が撓むことなく正常に動作できました。(お見せすることなく終わりましたが…)

 

最後にゲルゲ受け渡しについて。 如何に速くスムーズに受け渡しできるについてアイデアを考え、滑り台でゲルゲを落とす案と直接掴んでゲルゲを引き抜く案に分けて開発を進めていました。 試作機構を作成し実験した結果、確実性と速さを総合的に考えた結果直接掴んで受け渡しする案を採用しました。 動きの流れとしては、橋を抜けた後ゲルゲ保持部を90度回転させてそのままMR1が直進し、ゲルゲがMR2側の受け取り部に接触してからバネの力でゲルゲを挟んでMR2が前進しそのまま引き抜く形になります。 MR1が直前にある程度減速してからMR2に突っ込む時の衝撃を緩和吸収するために、MR1のゲルゲ保持部にレールと定荷重バネをつけて解決しようとしました… 在庫にある定荷重バネが強すぎてうまく衝撃を緩和出来なかった。 新たな定荷重バネの発注はしたものの、納品が想定してたより遅れて間に合わなかった。 そこで、僕たちが取った行動はなんと代わりに輪ゴムを使って乗り切りました(?) (毎回輪ゴムのテンションをチェックして取替える必要はあります) 実は受け取り部の方にも似たようなことがありました。 引きバネの力ではゲルゲをしっかり挟むことが出来なかった。(MR2が移動する振動に耐えなくゲルゲが途中に落ちます…) 本来ならエアシリとか使ってしっかり掴める機構にするべきでしたが、時間や人員の余裕がなくそこは超強力両面テープを使って乗り切りました(?) よろしくないことの連発でした… 実際本戦でそれらのせいで試合に影響が出ました。(申し訳ない気持ちで一杯です)

今回は全体的に開発とアイデア出しが共に不十分でした。 アイデア出しをもっと深く考え、開発人数に適した試作機の必要な数だけ開発を進めるべきでした。 今は頑張って新入生教育を進め、開発や運営の見直しをして、次こそ良い結果を出していきたいと思います。

まだまだ書きたいことはありますが、気付いたら結構長くなりましたので、最後にMR2の写真だけ載せて終わろうと思います。
この先も応援の方よろしくお願いいたします!

NHK学生ロボコン2019を振り返る3/4(回路編)

おはようございます。NHKロボコン2019でRobohanの回路長を務めさせていただいたものです。

今年度の回路の振り返り記事ということで毒薬にもならないひとりごとを漏らしていきますがお暇な方は耳を傾けていただければと思います。

まずは「回路ってなぁに?」という方に軽く説明をさせていただきます。

ロボットといえば猫型ロボットや宇宙で戦うロボットを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、ロボットは自動にしても手動にしても共通するのは”そう動くようにプログラミングされている”ということです。しかしコンピューターがプログラム通りに動きを演算するだけではロボットは動きません。そこで必要となるのが回路、すなわち基板なわけです。

ロボットの動き(どのモーターをどれくらい回すか,各種センサーの情報からロボットは今何処にいるのか)などを計算する、脳の働きをするメインマイコンが乗ったメイン基板…(1)はもちろんのこと、それと通信しモーターを回すモータードライバ基板…(2)、各種センサー用の基板…(3)などなど…。

これらを作るのが回路班の役目。しかし基板というものの特性上、一度汎用性の高いものを作ってしまえばほとんど新しいものを作らなくて済むのです。そして幸か不幸かこの(1)~(3)は全てだいたい動くものが既に作られていました(気になる方は去年の記事を参照)。

じゃあ何もすることないじゃんとなるところですが、それでは面白くありません。それに”動く”というだけでまだまだ改良の余地はあったのです。というわけで、こいつらをアップグレードしよう、この可愛らしいキャラクターの描かれた基板(去年の記事参照)を機体からひっぺがしてやろうというのが今年の目標となったわけです。

で、実際どうなったかと言いますと大体冬ぐらいまで、各基板のマイコンを↑の先輩によって導入された新しい、スペックの高いものに載せ替える作業をしていました。

先輩の技術も上手く引き継げて基板も良くなりハッピーなわけですが、それだけというのも物足りません。そこで春頃、その先輩も匙を投げていた通信の高速化に挑戦してみました。すると運良く上手くいってくれてぎりぎりでしたが実装完了、基板達の動作は目に見えて速くなってくれました。

結果、去年と同じく本番では基板達は不具合なく動いた上、去年よりもいい動きを見せてくれました。ですので今年の回路はおおよそ上手くいったと言えるかと思います。

図1. 新作モータードライバ

しかし、反省点もあります。

一つは基板が(去年の記事参照)のとおり一式作り替えられたため新たに量産する必要があり、試作のロボットを大量に作った段階でそれを動かす基板が不足がちになってしまったことです。

もう一つ、新しく作った基板達ですがデバックが甘かったこともあり機体に乗せてからバグが判明そして修正、なんてこともありました。

来年はもっと余裕を持った開発をすべきだと痛感させられました。

さてでは私はこの辺で筆を置き、一年生達の指導に戻ることとします。この話の続きはきっと優秀な後輩たちが描いてくれることでしょう。ここまでお付き合いありがとうございました。そして先生方、応援支援してくださった皆様には本当に感謝いたします。この先もRobohanは成長してまいりますので何卒ご協力お願いします。

NHK学生ロボコン2019を振り返る2/4(制御編)

こんにちは。
NHK学生ロボコン2019の制御長をつとめていた平尾です。(現在では元制御長ですね。)
Robohanにおけるロボットのプログラムの作成を統括していす。今回はNHK学生ロボコン2019の振り返りを行っていきたいと思います。
今回のルールにおいては重要となったのがロボットの位置をロボットにどのようにして認識させるかでした。
NHK学生ロボコン2019においては二台のロボットの製作を要求さ
れ、そのうちの一台は自動操縦で目標地点まで障害物を突破しつつ移動していく必要がありました。歩行ロボットの位置をセンサーで読み取ることはRobohanにとって初めてのことであり、従来とは全く別の方法を使う必要がありました。
我々Robohanはこの問題を対象物との距離を測ることができる特殊なカメラを使って解決しようとしましたが、開発が難航し、結局打ち切りとなりました。代替案としてジャイロセンサーや加速度センサーを使って位置を読み取ることにしましたが、それも本番においてコースが想定と違ったことに対応できませんでした。
また、車輪で移動するもう一台のロボットについても、当初は自動で動かす予定でしたが、動作が不安定となり、結局手動で動かすことになりました。
どうしてこうなってしまったのか。原因として以下のようなことが考えられます。
・カメラをもちいた制御にぎりぎりまでこだわり続け、ジャイロなどを使った制御プログラムを完璧なものにすることができなかった。
・開発メンバー自体が圧倒的に人数不足。(制御プログラムを作成したのはたった2名でした。)
・その割に機構の動作の制御依存度が高い。
・スケジュール管理の不徹底。(機構試作機完成は12月、本番に近い形に機体が組みあがったのは3月下旬でした。これはひどい。)
また、これは私の私見ですが、全体に自分たちの力量を高く見積もりすぎていた感覚があります。もう少し、人数や技術力に見合ったものを作った方がうまくいったかもしれませんね。
来年はこれらの反省点を生かし、極力シンプルかつ確実な動作が可能なロボットを作っていきたいと思います。

NHK学生ロボコン2019を振り返る1/4(リーダー編)

お久しぶりです。

NHK学生ロボコン2019のリーダーを務めました、川上です。

一年間、リーダーを務めさせていただきましたが、今まで本当に色々なことがありました。少しばかり振り返らせていただきます。

僕はNHK学生ロボコン2018には携わっていなかったので、どういう動き方をしたらいいのか最初は全くわからず、マネジメントには全く自信がありませんでした。

先輩らの手助けもあって、なんとか運営できていた感じです(;^_^A

リーダーの業務にも慣れてきたころに、NHK学生ロボコンに向けた開発が本格的に始まりました。

4足歩行ロボットの開発が今大会の決め手になると思い全力で開発を進めました。全部で5台開発をしていたと思います。

人によって進捗状況が全く異なり、対照に評価しづらく開発のリズムがさっそく乱れてしまい早速マネジメントの難しさを痛感しました。

なんとか形になる4足歩行を完成させ、無事1次ビデオ審査に通過し、体育館での練習に向けた開発を進めていました。

しかし相次ぐ仕様変更で体育館練習には間に合わず、体育館を予約したのにもかかわらずロボットを体育館に持っていくことすらできない事態になり、さすがに第2次ビデオ審査の通過も危ぶまれました。

第2次ビデオ審査の直前まで開発を行い、審査のためにまともに練習をしていなかったのにも関わらず2分で奇跡的にウーハイを達成し何とか通過することができました。6年連続で通過していたので、非常に不安でしたがこの時ほど嬉しかったことはなかったです。

さて大会本番!!

↑会場で調整中のメンバー

全員NHK学生ロボコンに参加したことがなく、緊張していましたが大きなトラブルはなく機体も無事動きました。

と、思っていたら…

なんと期待2戦目の直前にMR2の足に不具合が生じ、至急メンテをせざるを得ない状況になりました。

試合の直前までメンテを行い、試合開始1分前に調整がやっと終わりました(;^_^A

そして動くかどうか怪しい状態で挑みましたがなんと!

試合でも正常に動きました!

ここまで上手く調整ができたのもずっと機体開発に携わってきたメンバーだからこそ出来たのではないかと思います。

シャガイを装填したMR1
ロープを越えるMR2

が、試合の結果は対戦校の圧倒的なスピードに完敗でした。。。すべての動きを試合で見せられることなく終わってしまったのが非常に悔しいです。

本番直前まで仕様変更が相次ぎ、練習に十分に時間を割くことはできませんでした。それが今回の大会での敗因の1つであったのではないかと思います。反省し来年に生かすべきポイントだと思います。

最後になりますが、支援していただいた企業の皆様、応援してくださったOBOG,教員を含む皆様の協力があったからこそここまでやってこれたのだと思います。

これからも応援していただけると幸いです。

ありがとうございました。

NHK学生ロボコン2019お疲れさまでした

こんにちは、Robohan広報の鳥山です。
先日NHK学生ロボコン2019が開催されました。

今年もライブストリーミングで大会の様子が全世界中に配信されていました!🌎 また、今回はスタンプやメッセージで応援できる「CHEER PLAYER」で会場がとても盛り上がっていました!

↑会場の様子

予選リーグは長岡技術科学大学さんと三重大学さんとの対決でしたが、残念ながら惜しくも2戦とも敗れてしまい、決勝リーグに進出することはできませんでした。ですが、「4足歩行」という今までにない難しいテーマに精一杯取り組み、多くのことを学ぶことができたと思います。観戦、応援して下さった方々、本当にありがとうございました。

↑今年のロボットとピットメンバー

このあとリーダー、機構,制御,回路長それぞれに記事を書いてもらう予定です。彼らのNHK学生ロボコンを終えての思いを一読していただければ幸いです。

合同新歓のお知らせ

どうも。

広報の二階堂です。

今回は新歓のお知らせです!

さて、大阪大学には3つのモノづくりサークルが存在します。

自動車を作り学生フォーミュラで戦う
OFRAC

鳥人間コンテストに挑む
albatross

そしてロボットを作り、NHK学生ロボコン優勝を目指す我々
Robohan

この3団体です。

4/11(木)この3団体が豊中キャンパスにて合同で新歓イベントを開催します!!

イベント開始は16:30。ちょうど4限が終了したころですね。

場所は豊中キャンパスサイエンススタジオAです。

実験棟1階のガラス張りの部屋なので前を通ったときにすぐわかると思います。詳しくは下のチラシを参照。

ビンゴ大会も行われ、豪華(?)な景品も用意してあるのでぜひぜひお越しください!

それでは(・ω・)ノ

 

ROBOHAN紹介2回目!(ソフト班について)

3月も終盤となり、新入生の皆さんはこれから始まるキャンパスライフに胸を躍らせている頃でしょうか?
今回は前回の機構班の紹介につづいて、ソフト班について紹介します!
ソフト班の活動は主に回路分野と制御分野に分けられます。
回路分野は
機構班が作ったロボットの機体を動かすための
基板配線を担当しています!
基板はパソコンを使って設計・製造します。
下の写真のようなソフトを使って基板を設計してます。
製造した基板への部品のハンダ付けも担当しています。回路

制御分野は
ロボットを思い通りに動かすためのプログラムを書きます!
プログラムはC言語などのプログラミング言語を使って、マイコンと呼ばれる小さなコンピュータのようなものに命令を書き込みます。
↑プログラムのようす
「難しそう…」「こんなのやったことない…」
と思ったかもしれません。でも心配ありません!
Robohanに入る新入生はほとんどが最初は未経験の初心者なんです!!
Robohanに来てくれた新入生には毎年、先輩が回路やプログラミングの基礎を丁寧にわかりやすく教えています!
(学部によっては授業の先取りにもなります!)
少しでも興味を持ってくれた方はぜひ気軽に新歓に足を運んでください!

Robohanってなにしてるの?~機構編~

さて。Robohanは2つの班に分かれています。
機構班とソフト班です。
今回は機構班について紹介していきます。
機構班が作るものそれはロボット本体です。
ロボットの設計、加工、組み立ての3つの作業を行います。
①CADソフトと呼ばれる設計ソフトを使って機体を設計。

②様々な加工機械を使って素材を加工。
③それらを組み立て。

という3つの工程を経てロボットを作り出します。
作り出されたロボットが動き出したときの喜びは
三三三卍(・ω・)卍ウォォォォォッッッッッッッ
と走り出しそうになるほどです。
そのため、ものを自分の手で作ってみたい!という人には是非お勧めです。
よく、「自分不器用だから機構班無理そう…(´・ω・`)ショボーン」となっている人がいます。
安心してください。私は機構班ですが、手先の器用さに関しては二回生最弱です。

たとえ手先が不器用でも長さの測定などの細かい作業は機械が正確に測ってくれますし、何より繰り返しやっていれば慣れて精度も上がっていきます。

楽しそうと思ったらぜひとも機構班に来てください。
次回は作り出されたロボットを実際に動かすソフト班について解説していきます。
それでは。また次回。お楽しみに。

Robohan新入生募集!…でもRobohanって何してるの?

さて…。阪大合格発表から2週間が経過しました。
大阪大学に合格された皆さんおめでとうございます!!
ちょうど皆さんは入学前の準備で色々と慌ただしい時期でしょう。提出せねばならない書類も多くウギャーとなっている人も少なくないでしょう。(私もそうでした。)
さて、新入生の皆さんの中で「サークルどこに入ろうか…。」などと悩んでいる人も少なくないでしょう。
そんなあなたにRobohan!!

RobohanはNHK学生ロボコン優勝を目指して活動している団体です。
皆でわいわいロボットを作っています。
Robohanはこんな方にお勧めです。

「とりあえず何かモノを作りたい。」
>モノなら作り放題です。え?不器用だから無理かも?
…大丈夫。私もです。

「せっかく大学に入ったんだから何か変わったことをしたい。」
>これほど変わったことを本気でしているサークルはそうそうありません。

「ロボットアニメが好き。」
「動物とか虫が好き。」
「本読むのが好き。」
>身の回りで見たものが自分が作るモノのヒントになるときが結構あり、そうしたものを作った時の面白さは筆舌にしがたいものがあります。

「サークルも入りたいけど勉強が…。」
>Robohanは当然勉強を優先しています。定期試験のときは無論休みです。なお、分からなければ先輩が教えてくれます。

「( ˘ω˘)スヤァ…」
>( ˘ω˘)スヤァ…

次回からはRobohanで具体的に何をしているかをご紹介します。
第一回は機構班編をお送りします。(・ω・)ノ
間もなく更新予定ですので、どうぞお楽しみに。

大阪大学生協PCは買いなのか?

大学生活に必須のアイデムであるノートパソコン。決して安い買い物ではなく、四年間使うものであるため、将来困らないような性能があるものを選びたいものです。ですが自分で調べて最適なパソコンを選べる人は多くありません。そのため阪大生協では毎年生協推奨PCを販売しています。今回はこちらについて解説していきます。Robohanに興味がある人もそうでない人も、パソコンの購入を考えている人はぜひ見ていってください。
 

生協PCとは

生協PCとは大学生協が販売しているPCを指し、大阪大学では大阪大学生協が販売しているPCを指します。保証が手厚く、ほとんどの故障は直してもらえます。性能は良い方で大学生活の四年間で大きく困ることはないでしょう。
 

生協PCの評判

「生協PC 評判」と調べてみてください。アンチ生協PCのサイトが多く出てきます。なぜこれほど批判的なサイトが多いのかはあとで説明するとして、その主張の根拠を並べると、

  • 値段が高い
  • 保証が手厚すぎる
  • 無駄に性能が高い
  • 性能がそれほど高くない

矛盾している点がありますがこれらはターゲットの違いによるものです。はっきり言って文系学生でしたら某激安の殿堂にて20000円で売っているパソコンで性能的には十分です。(オススメしているわけではない)そのため性能が無駄に高いという主張になります。反対に性能が低いという主張は値段の高さによるものです。この値段になるのは主に保証のせいであり、その保証は通常の使用では起こらない故障までカバーしています。そのため、最低限の保証のパソコンを別の場所で買った方が安く、同じ値段ならより高性能なものが買えることが多いです。しかしこれらはネットでブログなどを書いている人が書いているものがほとんどで、生協PCのターゲットであるパソコンに詳しくない人たちではないでしょう。
 

生協PCの性能

では実際のところ生協PCの性能ってどうなのよ?その疑問に偏見ゼロでジャッジしていきます。

  1. 富士通 LIFEBOOK UH シリーズ

このPCは世界中で最も使われているWindows OSを搭載したPCです。Windows OSの利点は使用者が多いので使い方がわからないときに情報を得やすい点です。また最も数の多いWindowsは市場規模の観点からソフトがMac OSなどに比べて優先して作られることが多いため、ソフトの数が豊富です。

  • CPU

CPUは計算装置で、PCの性能を決める際に最も重要な部品です。最新のIntel Core i7が使用されています。こちらはCPU業界で圧倒的なシェアを誇るIntel社が製造しているもので、i7は一般向けで最高ランクの製品です。かなり高性能なCPUでほとんどの作業を快適にこなす性能を持ちます。

コラム

実は型番が詳しく書いていません。おそらくi7-8565Uであると思われます。独立した演算装置が4つあり、同時に4つのことができます。この数字はのちのMAC編で問題になります。

  • メモリ(RAM)

現在PCが行っていることを一時的に保存しておくための領域で大きければより多くのこと、より複雑なことを行えます。このPCは8GBのメモリを積んでおりこの量は普通といえます。このメモリで不足することは基本的にありません。

コラム

常識的な値段のノートPCは多いもので16GBのメモリを搭載しています。ただ多くのPCは8GBです。

  • ストレージ

高速な256GBのSSDを使用しています。ただし、Robohanで使うソフトをほぼすべて(自分の担当以外も)入れてある同じ容量の私のPCはパンク寸前であり、使い方によってはかつかつになります。まあ、大多数は大丈夫でしょうけど。

  • グラフィックス

ごく一般的なCPU内蔵のグラフィックです。ゲームをするのは厳しいです。ゲームをしたい人は別記事にまとめたRobohan推奨PCのNvidia社のグラフィックスがついたものを買ってください。

  • 外部接続

USB3.0が二つ付いているので困ることはないでしょう。映像出力はHDMI端子で、旧来のVGAには付属の変換ケーブルで対応するようです。SDカードが入るのはカメラやAndroidスマホとのやり取りに役立ちそうです。

  • バッテリー駆動時間

24時間を謳ってますが、絶対に持ちません。私はもって8~10時間ほどであると思います。ただ、それでもバッテリーの持ちはいいようです。

  • 重量

かなり軽いです。ただ軽い理由によっては最悪の結果を生むことになる可能性があるので個人的には軽すぎるのも考え物です。詳しくは後日投稿の「先代生協PC Let’s noteの悲劇」をお持ちください。

  • その他

付属品としてウイルス対策ソフトがついてきます。しかし、Windowsには公式のウイルス対策ソフトが付属します。昔はあるだけましといわれた公式ウイルス対策ソフトも、最近では有料のものと比べて遜色のないぐらい強固になっていると言われており、必ず必要なものではありません。

全体的な講評

ごく一般的な高性能ノートという印象である。特徴的なのは軽さであり、この一点においてはほとんどの市販PCに対して優位である。軽くした弊害が出なければ、かなり優秀であるといえそうである。
 

  1. Apple MacBook Air

Apple社が製造するMac OSを搭載したPC。Appleにはよくアンチと信者がいるといわれ、私はアンチ側の人間です。ですがそんなことが問題にならないぐらいこのMacBook Airはひどいといえる性能です。

  • CPU

最新のIntel Core i5が使用されています。i5はi7の次に優秀なグレードですが、同じ時期に開発されたi7とi5に劇的な違いは基本的にありません。しかしこのMacBookに搭載されたi5は違います。実は消費電力が半分ほどの低電力モデルなのです。そのため性能はLIFEBOOKの半分ほどしかないといわれています。

コラム

CPUは同じグレードの中にターゲットとする製品が異なるCPUが存在します。それを見分けるのが型番最後のアルファベットです。最新のノートPC向けモデルであればHは45W、6コアのゲーミング用。Uであれば15W、4コアのモバイルノート用。Yであれば5~7W、2コアのタブレット用となります。(例外もあると思います)LIFEBOOKはUですがMacBookはYであるため性能面で劣るということになります。これがばれないようにかどうかはわかりませんが、生協は型番を公開していないので悪質だと感じます。

  • メモリ(RAM)

LIFEBOOKとほぼ同じなので割愛

  • ストレージ

LIFEBOOKとほぼ同じなので割愛

  • グラフィックス

LIFEBOOKとほぼ同じなので割愛

  • 外部接続

一般的なUSBの形状であるType-Aを搭載していないため変換器を持っていなければつなぐことができません。映像出力も変換が前提なので拡張性が悪すぎます。

コラム

Thunderbolt 3という高速規格に対応しており、これはMacBookがLIFEBOOKに勝る数少ない要素の一つである。ただ、対応する機器が少ないので使う機会はほぼないと思われる。

  • バッテリー駆動時間

省電力CPUにしてはそれほど長くない。まあ困らないでしょう。

  • 重量

普通。この程度の重量であればほかにもたくさんある。
 

全体的な講評

LIFEBOOKに勝る点はディスプレイ解像度と使う機会のないThunderbolt 3だけであり、ほぼ完全下位互換と言って差し支えない性能である。これで安いならいいのだが、3万円近くも高いのだから話にならない。周りに聞こうにも、Macはわからないと言われたり、このソフトはMacでは動きませんと言われたり(実際Robohanの設計ソフトは動かない)することも踏まえると、やめた方がよい。
 

で、結局生協で買うべき?それとも市販品を買うべき?

ここまで生協PCについて解説していきましたが結局どうするのがベストなのか。いろいろな要素についてみていきましょう。

  • 価格

LIFEBOOKに近い性能のPCは10万円以内で購入可能です。四年間使用した時の壊れる確率を考えても安く済むはずです。価格重視なら市販のものを買いましょう。

  • 使用者のスキル

使用者がPCほとんど使うことができない場合、生協PCはお勧めです。PCの使い方から修理まで、手厚いサポートが受けられます。ですが、我々Robohanのような技術系の団体に所属する予定であれば、私のような人間が一人はいるので、その人にサポートしてもらう手もあります。

  • PCゲームしたい

生協PCでは無理です。その場合はゲーミング用に設計された市販品を買いましょう。
 
私個人としては、PCサポートに頼らず、ネットで調べて自力で解決をしていく方がよいと思います。将来的に、PCないしそれに代わる情報端末を使いこなせることが第一条件となる日が来る可能性が非常に高くなっています。その際に自力で一通りの操作ができ、わからない場合は調べて解決する能力が必要となります。安易にサポートに頼らず、調べて理解する練習をこの機会にしてみてはいかがでしょうか。
もしよろしければ別記事にRobohanが推奨するPCを紹介していますのでご覧ください。PCの性能の見方なども記載しています。Robohan制御長による生協PCの解説でした。
別記事:Robohan推奨PC