NHK学生ロボコン2019を振り返る1/4(リーダー編)
お久しぶりです。
NHK学生ロボコン2019のリーダーを務めました、川上です。
一年間、リーダーを務めさせていただきましたが、今まで本当に色々なことがありました。少しばかり振り返らせていただきます。
僕はNHK学生ロボコン2018には携わっていなかったので、どういう動き方をしたらいいのか最初は全くわからず、マネジメントには全く自信がありませんでした。
先輩らの手助けもあって、なんとか運営できていた感じです(;^_^A
リーダーの業務にも慣れてきたころに、NHK学生ロボコンに向けた開発が本格的に始まりました。
4足歩行ロボットの開発が今大会の決め手になると思い全力で開発を進めました。全部で5台開発をしていたと思います。
人によって進捗状況が全く異なり、対照に評価しづらく開発のリズムがさっそく乱れてしまい早速マネジメントの難しさを痛感しました。
なんとか形になる4足歩行を完成させ、無事1次ビデオ審査に通過し、体育館での練習に向けた開発を進めていました。
しかし相次ぐ仕様変更で体育館練習には間に合わず、体育館を予約したのにもかかわらずロボットを体育館に持っていくことすらできない事態になり、さすがに第2次ビデオ審査の通過も危ぶまれました。
第2次ビデオ審査の直前まで開発を行い、審査のためにまともに練習をしていなかったのにも関わらず2分で奇跡的にウーハイを達成し何とか通過することができました。6年連続で通過していたので、非常に不安でしたがこの時ほど嬉しかったことはなかったです。
さて大会本番!!

↑会場で調整中のメンバー
全員NHK学生ロボコンに参加したことがなく、緊張していましたが大きなトラブルはなく機体も無事動きました。
と、思っていたら…
なんと期待2戦目の直前にMR2の足に不具合が生じ、至急メンテをせざるを得ない状況になりました。
試合の直前までメンテを行い、試合開始1分前に調整がやっと終わりました(;^_^A
そして動くかどうか怪しい状態で挑みましたがなんと!
試合でも正常に動きました!
ここまで上手く調整ができたのもずっと機体開発に携わってきたメンバーだからこそ出来たのではないかと思います。
本番直前まで仕様変更が相次ぎ、練習に十分に時間を割くことはできませんでした。それが今回の大会での敗因の1つであったのではないかと思います。反省し来年に生かすべきポイントだと思います。
最後になりますが、支援していただいた企業の皆様、応援してくださったOBOG,教員を含む皆様の協力があったからこそここまでやってこれたのだと思います。
これからも応援していただけると幸いです。
ありがとうございました。